極めよう!中学英文法!

夏休みに外国人先生をお招きする特別イベントが決まりました。7月25日土曜日の午前中を予定しております。近日中に詳しいお知らせをお渡ししますね。

さて今回は英語学習者には貴重な情報です。

要点は、
試験問題に出る単語は全て意味・用法が分かっていると仮定した場合、 
①分析対象の大学入試全体において、79%の問題が高校レベルの文法知識を含まないものである。 
②分析対象の大学入試全体において、89%の問題が中学レベルの文法知識で解答可能である。

これは、決して「高校での英語が重要ではない」ということではなく、

「中学校で習う英文法をしっかり、深く理解していれば、大学入試にも十分通用する!」
ということです。

中学生、高校生を指導していて特に感じることは、
「わかる」=「使える」ではない。ことです。

先日、中学生クラスで「この文は、英語で何というの?」と質問があり、英語ではこうだよ。と説明すると、その生徒さんはがっかりしていました。何故かというと、あまりにも簡単な英語だったためです。
今までに何回も習ったこともあり、聞いたこともある。だけどいざ使おう!言おう!とすると思うように使えないものです。英語学習者は誰しもが経験することです。

習った英語を「使える」ようになるには、相当な時間と努力が必要です。そして「使える」ようにするには、「使ってみる」しかありません。「使う」なかで、間違えて、覚えなおして、また使ってを繰返し、「使える」ようになります。

小学校低学年、中学年までに十分に英語でのインプット(聞く、読む)を重ね、小学校高学年からは、どんどんアウトプット(話す、書く)を通し、深~く理解することを目指しましょう。

英語関連記事でもう一つ。

中学校、高校の先生は教科以外の職務、責任は多いかとは思いますが、とても残念な調査結果です。

年々、子供たちの英検取得学年が早まっている印象を受ける中、私を含め、指導者はその何歩も先を行く英語力を身につけたいものです。ちなみに私は英検準一級は大学生の時に取得し、その後TOEICを中心に勉強し、2年に一度受験し、前回のスコアは970です。満点は990点です。結構良いと思います(笑)

今後は英検一級取得を目指し、子供たちと共に更に頑張ります。

ただ英検取得は目的なのではなく、あくまで通過点です。日々勉強し、英語力が十分ついたなと感じた時、ポーンと8割以上とって合格したいですね。